2016年4月入学まだ間に合います!!

本校では、2016年4月入学をお考えの方を対象に入学試験を実施致しております。
入学試験をご希望の折は、下記の日程までに、お早めに所定の手続きをしていただきますようお願い申し上げます。何かご不明な点などございましたら、気軽に入試事務局までご連絡ください。

入試日程 2月14日(日)・21日(日)・28日(日)
入試区分 推薦入試・一般入試
※詳細につきましては、募集要項をご覧下さい。
対象学科 介護福祉科l部(昼間2年制)
介護福祉科ll部(夜間3年制)
社会福祉科(昼間4年制)
医療秘書・情報科(昼間2年制)
保健保育科(2年制・昼夜開講)
社会福祉専攻科(夜間1年制)
精神保健福祉科(夜間1年制)
専攻科(医療秘書・情報)(昼間1年制)
願書受付 郵送又は窓口にて受付中 窓口受付は午前8時30分~
願書締切 各試験日の前日午後5時まで

※定員になり次第実施しない場合もございますのでご了承ください。
※看護学科の入試は終了いたしました。

学校・入試説明会 開催中!!

介護福祉士国家試験義務化延期へ。
介護福祉士を目指すチャンスです!

介護福祉士の国家試験につきまして、平成28年度から開始される予定だった、
養成校ルートにおける介護福祉士の義務化が延期となる方針が先日厚生労働省から出されました。

そのため、来年の4月(平成27年4月)に2年制の介護福祉科Ⅰ部(昼2年制)に入学をされた方は、
国家試験を受験せずに卒業と同時に介護福祉士を取得できます。
介護福祉士を取得するには、来年4月に入学をする今年度が大きなチャンスです。

福祉の仕事に少しでも興味がある方は、ぜひこのチャンスを生かして下さい。

また、延期の期間につきましては、現在検討されていますので、延期の期間によっては、
介護福祉科Ⅱ部(3年制)に入学をして頂いても国家試験を受験せずに介護福祉士が取得できる可能性があります。

大阪保健福祉専門学校を体験してください!

介護福祉士に興味をお持ちいただいた方は、まずはオープンキャンパスにおこし下さい。
また、資料請求でも介護福祉士科I部・II部の情報をお届けしています!
お申し込みは下記から受付可能です!

今、保育士が求められています。

保育所の設置数は24038ヶ所。利用児童数は228万人にも上っています。
さらに、保育所に入れない『待機児童』は4万4000人いることがわかっています(平成25年10月厚生労働省)
10年前と比べると、保育所の数は1500ヶ所増加しており、保育所以外の学童保育や
自動デイサービス児童養護、託児分野も含め、保育士へのニーズが高まっています。
平成20年にスタートした「認定こども園」も1099ヶ所(2013年4月)にとどまっており、
保育所に入所希望の児童たちがあなたを待っています!

保育所・幼稚園の設置数

大阪保健福祉専門学校を体験してください!

大阪保健福祉専門学校ではオープンキャンパスを実施中。また、資料請求でも
保育学科の情報をお届けしています!
お申し込みは下記から受付可能です!

「看護と介護の連携授業」をスタート~大阪保健福祉専門学校
―先進的取り組みで、杉浦財団から活動を支援―

 高齢化社会が進む中で、医療・看護と介護・福祉の両分野の発展・あり方は、重要な社会的問題となっています。なかでも、看護と介護の領域は今後ますます「一体化」の方向に進んでいくとみられています。地域医療・福祉を実現していくうえで、病院と介護施設は分担(分業)から連携(協業)の方向にあり、今後増えていく在宅医療における“看護・介護ケアの処方策”など、課題は山積しています。
 こうした課題に向けて、大阪保健福祉専門学校は、かねてから「看護と介護の連携授業」について準備を進めてきましたが、5月中旬から本格的に教育活動をスタート。学校教育では先進的な取り組みとなり、杉浦地域医療振興財団(愛知県)から助成活動の支援を受けました。そこで、先導役の豊田百合子副学校長に、連携授業の目的など、語っていただきました。

―高齢化社会~介護の重要性に着目―

―看護と介護の連携は高齢化社会の大きな課題で、時代に対応したテーマとも言えます。連携授業に取り組むきっかけ、狙い・目的からお話ください。

 「2012年7月に本校に着任(前職は大阪府看護協会会長)したとき、保健、医療、介護など9学科があり、看護と特に介護に着目しました。これだけの学科は宝物のように見えましたが、果たして横のつながりは、ということを意識して、『看護と介護の連携教育』を思い立ったのが、きっかけです」
 「社会的背景として、高齢化社会に直面して、要介護者が増えていきます。例えば身近な問題として、年老いた親が(老人ホームなどの)部屋でポツリとしている姿を想像しますと、寂しくない環境をつくりだすのは、非常に大事なことだと感じました。それを実現するには、看護と介護の連携が不可欠です」

―相互理解が大切~看護職と介護職がスクラム―

―看護と介護の現場での職務上、共通することと相違点は何でしょうか。

 「共通点は一言すれば、一人ひとりの人生、生活を見守るわけで、『個人の生命の尊厳』です。これは本校の教育の基本理念でもあります。相違点については、看護は医療のアセスメント、判断する必要があり、どこが悪いか問題点思考型で、時には緊急を要します。介護は長い目で見て、食事、歩行、入浴、排泄など日常生活を円滑に支援するわけで、自ずと職業文化、習慣、価値観の違いが生じます」
 「その違いをお互いに理解し合うことが大切なのです。違いを理解したうえで、医療依存度の高い要介護者に対して、看護職と介護職がスクラムを組んで協働することによって、患者さんの生活のフィールドを温かく見守ることができます」

―チームでケアを実践~人づくり・教育がカギ―

―医療技術の進歩によって平均寿命が延びて、健康寿命との期間差が長くなる傾向にあります。やむなく障害をもち、介護を必要とする人口が増えますね。

 「だからこそ、看護と介護を含めての“多職種連携の重要性”が高まっています。医療の質を高め、患者さんの安全・安心を確保するには、看護職と介護職が連携して、チームでケアを実践していくことが大切です。そのためには双方の領域を理解して、現場で実践できる人材を育てることが必要です。人のケアを人がするわけですから、何においても人づくり、教育です」

―看護と介護~共通認識を深める―

―連携授業を始めるに当たって、両分野をカバーして教育する、バランス感覚を有する教員、指導者の役割が重要ですね。この間にどのように準備をされましたか。

 「2012年12月から、看護系と介護福祉系の教員全員を対象に、学習会を開催。看護過程と介護過程の共通点と相違点を洗い出し、連携する上での課題、必要な要件を徹底的に討議するなど、共通認識を深めるようにしました。その上で外部講師を招いての勉強会、病院、施設の協力を得て、現場研修も実施しました。結果、教員の意識の変化につながりました」

―地域とも連携~滋慶モデルを構築―

―授業のテーマ、今後の進め方を教えてください。

 「授業は看護学科2年生80名、介護福祉科2年生80名が対象です。主なテーマは、チーム医療の意義~看護と介護の連携の重要性、連携のために必要なチームマネジメントスキル、などです。授業では、講義とともに、事例をもとにグループワークなど討議、発表も行います」
 「教材作りも進めています。できれば1冊のテキストに仕上げたい。看護、介護、それぞれの事例研究も行います。また学生の変化もアンケート調査で明らかにしていきたい。授業の後には、評価も大事ですから。学生には来年2月の卒業研究の課題テーマにもしたい。臨床実践の場として、実態調査など地域の施設とも連携していきたい。果敢に取り組んで、看護・介護連携の“滋慶モデル”を作り上げたいですね」
 大阪滋慶学園グループは6専門学校のもと、医療、介護、保健、福祉人材の職業人教育では約30年、3万人を超える人材を育てています。こうした実績とともに、医療の質・安全の向上を目指して、多職種連携教育に注力している「滋慶医療科学大学院大学」があります。今回の「看護と介護の連携教育」においても、こうした総合力を発揮する機会となります。

合格率 83.3%(36名受験30名合格)全国平均61.6%

国家試験合格率一覧表

平成27年度
第18回試験
本学科16期生 (36名受験30名合格) 83.3%
全国平均 61.6%
平成26年度
第17回試験
本学科15期生 (46名受験38名合格) 82.6%
全国平均 61.3%
平成25年度
第16回試験
本学科14期生 (39名受験35名合格) 89.7%
全国平均 58.3%
平成24年度
第15回試験
本学科13期生 (50名受験46名合格) 92.0%
全国平均 62.6%
平成23年度
第14回試験
本学科12期生 (43名受験33名合格) 76.7%
全国平均 58.3%
平成22年度
第13回試験
本学科11期生 (42名受験37名合格) 88.1%
全国平均 63.3%
平成21年度
第12回試験
本学科10期生 (37名受験35名合格) 94.6%
全国平均 61.7%
平成20年度
第11回試験
本学科9期生 (56名受験51名合格) 91.1%
全国平均 60.4%
平成19年度
第10回試験
本学科8期生 (48名受験41名合格) 85.4%
全国平均 60.3%
平成18年度
第9回試験
本学科7期生 (66名受験62名合格) 93.9%
全国平均 61.3%
平成17年度
第8回試験
本学科6期生 (63名受験59名合格) 93.6%
全国平均 61.3%
平成16年度
第7回試験
本学科5期生 (65名受験62名合格) 95.4%
全国平均 61.6%
平成15年度
第6回試験
本学科4期生 (60名受験54名合格) 95.3%
全国平均 62.7%
平成14年度
第5回試験
本学科3期生 (60名受験54名合格) 90.0%
全国平均 62.3%
平成13年度
第4回試験
本学科2期生 (66名受験64名合格) 97.0%
全国平均 63.1%
平成12年度
第3回試験
本学科1期生 (58名受験54名合格) 93.1%
全国平均 73.2%

精神保健福祉科ページはこちら

合格率 88.7%(53名受験47名合格)全国平均合格26.2%

国家試験合格率一覧表

平成27年度
第28回試験
本学科10期生 (53名受験47人合格) 88.7%
全国平均 26.2%
平成26年度
第27回試験
本学科9期生 (63名受験54人合格) 85.7%
全国平均 27.0%
平成25年度
第26回試験
本学科8期生 (58名受験47人合格) 81.0%
全国平均 27.5%
平成24年度
第25回試験
本学科7期生 (59名受験45人合格) 76.3%
全国平均 26.3%
平成23年度
第24回試験
本学科6期生 (59名受験44名合格) 74.6%
全国平均 28.1%
平成22年度
第23回試験
本学科5期生 (52名受験43名合格) 82.7%
全国平均 27.5%
平成21年度
第22回試験
本学科4期生 (42名受験34名合格) 81.0%
全国平均 29.1%
平成20年度
第21回試験
本学科3期生 (53名受験49名合格) 92.4%
全国平均 30.6%
平成19年度
第20回試験
本学科2期生 (51名受験35名合格) 68.6%
全国平均 27.4%
平成18年度
第19回試験
本学科1期生 (17名受験13名合格) 76.4%
全国平均 28.0%

社会福祉専攻科ページはこちら

専門実践教育訓練給付金制度とは一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者または一般被保険者であった方が、厚生労働大臣の< 指定する教育訓練を修了した場合、本人が支払った学費のうち20%に相当する額(本校の場合は上限10万円)がハローワーク(公共職業安定所)から支給される制度です。
詳しくは厚生労働省ページ内、「教育訓練給付の支給申請手続きについて」をご覧ください。

【専門実践教育訓練給付金制度について】

再進学キャリアアップ支援 専門実践教育訓練給付金制度

【専門実践教育訓練給付金制度対象の学科】

精神保健福祉科

社会福祉専攻科

 大阪保健福祉専門学校は、看護師はじめ医療・保健・福祉職の人材育成に力を入れています。そこに、看護分野で臨床、教育、行政と豊富な経験を有する豊田百合子氏(前大阪府看護協会会長)が昨年7月に副学校長に就任しました。半年余りが経ちましたが、改めて教育方針、学生への期待、看護師・医療職の心構えなど、考えを聞きました。

―医療職や介護・福祉職を目指す学生さんに望むこと、何を期待されますか。

【数多くの体験を―実践力】
「まずは実践が大事で、何事にも積極的に行動することです。自ら体を動かす、人を動かす、いろんな意味で行動して、数多く体験することです。様々な体験を通じて、人の気持ちがわかるようになります。本校の建学理念であります実学教育、人間教育に通じます。実践・体験を通じて自身を磨いて欲しい」

「看護学科の場合は3年制で、最終的には国家試験に合格する必要があります。これは必要不可欠な条件ですが、3年間を計画的に上手に過ごして欲しい。国家試験に合格するには授業、勉学、成績も大事ですが、校外実習、海外研修など体験を通じていろんな場面、状況を見て、段取り力、幅広い思考力、深い洞察力を身に付けて欲しい。いま、社会は実践的能力を持つ人材を求めています」

―学生さんの実習・体験学習では、何か新しいことを考えていますか。

【認知症のサポートに挑戦】
「高齢化社会を展望してのことですが、学生が認知症の方々のサポーターになれるような体制、仕組みを検討しています。地域包括支援センターなどとの連携を含めて、手続きを経て導入したいと思っています」
「また、地域社会への貢献の一環として、地域の病院と連携して大阪のある地区で働く方々の健康管理のサポートを実習として採り入れてみたい。こうした体験を通じて、コミュニティ(地域)づくりを推進する能力を養ってほしい」

―大阪府看護協会の会長時代には、日本看護サミットの大阪開催、桃谷センターの開設及び公益社団法人化を主導されました。国立循環器病センター看護部長時代には数々の改革をされたとか。こうした経験から、教職員に望むことは何でしょうか。

【マネジメント力の強化でイノベーション】
「マネジメント力をいま以上に強化したいと思っています。教職員が学科や担当を越えての連携を強化することで、組織的な対応力が生まれます。これによって学生の指導方法にこれまでと違ったイノベーションを起こしたい。本校だけでも9学科(他に通信教育4学科)があります。姉妹校となる大阪滋慶学園グループの専門学校6校を合わせると50ほどの学科となります。これらの学科が横の連携をとってコラボレーションすれば、大きなパワーとなります。積極的に発言、行動することで、マネジメント・組織力を発揮していきたい」

―豊田副学校長は、一貫して看護の分野を歩んでこられました。看護師の条件を挙げてください。

【状況判断が大事】
「まずは、よく眠れる人。つまりは体調管理、健康管理ができること。性格は明るい人。看護や介護・福祉の仕事は良いときもあれば、悪いときもあります。引きずらないこと、気持ちの切り替えが大事です。病気によっては患者さんの状況が時間とともに動き、変化します。いつも同じ気持ち、平常心での状況判断が大事となります」

「また、好奇心が旺盛なこと。医療はもとより、社会情勢にも関心を持って欲しい。そして五感するどく感性を磨いて、“美意識”を持ってもらいたい。例えば、手術の際に先生の華麗なテクニックを見て、調和とバランスという全体のハーモニーを学んで欲しい」

―全体の調和ということでは、いま医師を中心とするチーム医療が重視されています。そのなかで、看護師の役割は何でしょうか。

【総括的なキーパーソン】
「看護師の役割、職責は『傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う』ことです。入退院を通して患者さんの生活を整えてあげること。病気の回復とともに在宅に至るまで、生活を援助するわけで、患者さんの全てをきちっとわかるのは看護師だと思います。その意味では、総括的なキーパーソンとも言えるでしょう。理論を含めて、患者さんと家族にはいろんな説明が必要で、説得力も身に付けて欲しい」

【医療と福祉の連携】
「それに、本校は『生命を育み(保育)』『生命を守り(医療・看護)』『生命を看取る(介護・福祉)』という学科(役割・使命)を備えています。単一学科にとどまらず、学科を越えたコラボレーションによって、『医療と福祉の連携を推進できる看護師を育成する』など、より高度なスキルを備えた人材を育てていきたい」

【インタビューを終えて】
 豊田副学校長は島根県の出身。島根人の気質は「打たれ強い。くよくよしない。引きずらない。常に前を向く」という。この気質を活かして、自ら一筋に歩んできた看護職に誇りを持ち、学生さんには「看護師を目指す限り、生涯続ける強い意志をもってほしい」とエールを送る。

 文中の職歴のほか、国立京都病院に入り、兵庫中央病院では、教官を経て教育主事・看護部長を歴任。厚生省保健医療局では責任者として看護師の養成指導にもあたった。臨床、教育、行政と各部門でリーダーシップを発揮、まさに“看護のエキスパート”。今も日本医療マネジメント学会の大阪支部長など務め、医療界に顔が広い。

 こうした経験豊富なキャリアを近藤雅臣学校長とともに、教職員、学生の教育・指導に当たる。厳しい指導の一面、優しい眼差しを持って、学生に接している。スピード、パワー、集中力をモットーに、学生のスキル・レベルアップに取り組む人材育成の手腕に期待したい。

 趣味は絵画、歌舞伎見物、神社仏閣めぐりなど。美的感覚、芸術的センスに優れ、絵画は趣味の域を超えている。今秋には百貨店で展覧会が予定されている。

(インタビュー・文責 大阪滋慶学園顧問・越智道雄)

(豊田副学校長の作品)


PAGE
TOP