【社会福祉科】地域で学ぶ!宿泊研修を行いました♪
こんにちは!社会福祉科教員の山田です。
10月8日~9日社会福祉科では、地域福祉専攻の4年生が宿泊研修を行いました。
マイクロバスで岡山県美作市の東粟倉地域(旧東粟倉村)に出向き、地域福祉の学びを深めました
***1日目***
地域活性化を目的に、自然や農業体験、また特産品の販売などを営む「Farm Resortあわのわ」様に伺い、その地域に暮らす住民の方々と学生の意見交換会を行いました。
当校がある大阪市とは違い、田畑がたくさんあり、山々に囲まれたのどかな地域であり、様々な地域の課題も見えてきました。
一つ例を挙げますと、
①地域の人口に対して高齢者の数が非常に多い状況(「高齢化率が高い」と表現します)が根底にあり、
②その影響で地域の商店が閉まってしまう、
③すると地域住民(特に高齢者)は買い物が出来なくなってしまい生活に困ってしまう、
といった悪循環の課題が浮かび上がります。
そんな状況を放っておけない学生達は、地域住民とたくさんの意見を交わし、これから就くソーシャルワーカーの仕事の肥やしにしている様子でした
夜は「コロナ禍におけるソーシャルワークの必要性を考える」と題して、当校の教員や卒業生たちとZOOM meetingで繋がり、実際に先輩方がこのコロナ禍において現場で働く様子等を聴きました!
緊張しながらもZOOMで繋がりを持てたことに、学生達は大興奮の様子でした
***2日目***
東粟倉地域から少し離れた町に移動し、当校の系列校である美作市スポーツ医療看護専門学校へ向かいました!
美作市スポーツ医療看護専門学校の介護福祉科学生との交流会
自己紹介や学校紹介、大阪や美作の観光や特産品などの紹介をプレゼンテーションした後は、遊具であるジェンガを用いて学生や先生も交えてコミュニケーションを図ったり、更にはスポーツチャンバラで対戦し、学生よりも先生が必死の形相で真剣勝負をしていたのが非常に印象的でした!
短い時間で束の間の交流会でしたが、非常に有意義な経験となりました
帰りは、高速道路のサービスエリアで遅めの昼食をとり、ご当地飯を食しましたが、そんなご当地飯にも発祥の歴史があったりと、その地域の特色が出ていることを知り、とことん「地域」を学ぶ機会となった研修でした!
4年生は最後の宿泊研修イベントで大いに学びを得て、満足げに研修を終えました
大阪保健福祉専門学校 社会福祉科では、人々の生活に着目した支援を学んでいくことはもちろん、そんな人々が暮らす「地域」にも着目した支援を学んでいく講義やイベントが盛りだくさんです!
「地域活動」や「実践的な授業」に興味がある方は、ぜひ一度オープンキャンパスで話を聞いてみてくださいね