【社会福祉科】社会福祉士のお仕事紹介!~高齢者福祉編~
社会福祉士の仕事ってなかなかイメージしにくいですよね?
本校のブログで社会福祉士の仕事について不定期で紹介していきます
~高齢者福祉編~
社会福祉士は高齢者福祉の領域でも大活躍しており、
わが国の高齢者(65歳以上の者)の総人口に占める割合が28.1%となった現在、
今後ますます必要になる専門職です
さて、そんな高齢者福祉の領域で活躍している社会福祉士はどのような仕事をしているのでしょうか。
実体験も含めて説明していきます
↓↓↓
高齢者福祉で働く社会福祉士は”生活相談員“と呼ばれ、
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービスセンターなどの
介護福祉施設に配置されています
【主な業務内容】
・利用者および家族に対する相談援助
・他のお仕事や機関、地域や行政との連絡・調整
・施設に入所&退所する手続き
・苦情などの対応・窓口業務
・行政関係の手続き代行
・施設に入所している方のお金の管理
・施設の環境整備 など
生活相談員の業務は幅広く、働く施設ごとによってもその業務が異なることもあります。
ですが、どの施設でも共通するのは、
「利用されている高齢者やその家族の相談に応じて、
日常生活の困りごとを本人と共に一緒に解決していく相談援助業務に従事していること」です
生活相談員は、高齢者の方に対して直接的な支援よりも、間接的な関わりが多く、
困りごとの解決のために、その課題に見合った専門職や専門機関との橋渡しを行います
生活相談員は様々な職種や機関とともに高齢者支援を実践する専門職であり、連携する力が求められてきます
この、”連携する力”は社会福祉士の専門性のひとつと言えるでしょう
さて、高齢者福祉の領域で活躍する社会福祉士の仕事はイメージできましたか?
今回紹介した業務以外にも生活相談員の業務はたくさんあります
私が過去勤めていた場所では、今回紹介したお仕事のほかにも、
敬老会等の行事の企画運営
病院への通院の際の送り迎え
車イスや施設内の電子機器の整備
なんかも行っていました!!
利用者の方々に豊かな日常生活を送ってもらうため、社会福祉士としての専門性を発揮しながらも、
他のスタッフの手が届かないような業務も行っていました
あらゆる手段を使って利用者の方の生活を支える仕事、それが生活相談員なんですね
魅力たっぷりな生活相談員を目指してみませんか?
社会福祉科 辻林