精神保健福祉士とは

精神保健福祉士とは 心のスペシャリスト

精神保健福祉士とは 心のスペシャリスト

現場で働く卒業生からのメッセージ

利用者さんと同じ目線にあわせ、寄り添い支援することを大切に。

病院と地域の架け橋であるデイケアは、役割の一つとして利用者さんの症状の再発や再入院を防ぐためのサポートをしています。現在私は、精神保健福祉士として利用者さんのサポートのため、他職種の人々が連携しやすいようデイケア内はもとより、地域、行政機関との連絡調整などに当たっています。この仕事を選んでよかったと思う瞬間は、退院した方が地域で生活していくうちに、どんどん表情がイキイキしていく姿を目にするとき。現場では行き詰まるときもありますが、そんな時は在学中に先生から教わった「利用者さんと同じ目線にあわせ、寄り添い支援する」という言葉を思い起こし、原点に戻って考えるようにしています。

社会や制度が、精神障がいをお持ちの方々が生きやすいものに変わっていくように貢献したい。

精神科病院での受診・入院相談や制度、法律、福祉サービスの情報提供および関係機関へつなげる仕事をしています。この仕事のやりがいは、患者さんの希望や意向に寄り添い、一緒に考えることで信頼関係を築き、苦しい時期を乗り越える力になることができること。他職種と連携しながら患者さんと関わることにより、数十年入院された方が自身の疾患・障がいを理解し受け入れることができて、病院を退院し、社会で生活される姿を見ることができたときは本当に感動しました。

私が働く姿を見て、「自分も働きたい」と思ってもらえる、職業人として手本となれるような人になりたい。

利用者さんが一般企業に就職するためのトレーニングの支援や、就職者に対する定着支援を行っています。私がこの仕事に興味を持ったきっかけは、実習で就労移行で支援を受けて就職した経歴をお持ちの方と出会ったこと。その方がキラキラした顔で今の仕事のことを語っていて、この仕事を志しました。自分が関わった利用者さんが就職が決まって喜んでいる姿を見たとき、この仕事をしていて良かったと感じます。

大学卒業後に般企業で営業として働く中、職場でのメンタルヘルス(=心の健康)の大切さを痛感。

精神保健福祉士として専門的な支援をしたいと思ったのが、この仕事をめざしたきっかけです。現在は精神障がいの方が社会で働けるように、所内訓練や企業実習の支援、受け入れ先企業の開拓などを行っています。利用者さんが懸命に研修に取り組んでいる姿に、私が元気をもらっています。

精神保健福祉士とは?

「こころのスペシャリスト」
メンタルヘルスの課題を抱える方の生活に寄り添う専門職

こころの病を抱えている人や、その周辺のご家族などの相談をお聞きし、様々な制度・サービスを活用しながら支援する国家資格です。
こころの回復(リカバリー)を目指し、精神科医療、リハビリテーションのチームメンバーとなることもあります。近年のメンタルヘルスのニーズの高まりとともに、非常に重要な役割を担っています。

働く場所

働く場所

学科の特徴

学校が紹介した障がい者施設などで昼間はアルバイト。
夜間に集中して学べる!

在校生の1日流れを紹介!

本校からの紹介で、就労支援施設の職業指導員のアルバイトをしながら通学している在校生の一日をご紹介!

精神保健福祉科 A.N.さん
精神保健福祉科
A.N.さん

学校からの紹介で週3日アルバイトをしています。
福祉事業所に来られるメンバーさんと一緒に作業をしながら、日々の会話や作業時の様子で気づいたことを記録しています。

  • 1日のスケジュール

6:00 起床 7:00~10:00 家事 10:00~12:00 勉強 12:00~13:00 移動時間 13:00~17:00 アルバイト 18:00~21:00 授業 21:00~22:00 移動時間 22:00~23:00 翌日の準備23:00~24:00 就寝

在校生のアルバイト状況は??

本校では、業界との強いつながりや卒業生とのネットワークを生かして、精神保健福祉領域でのアルバイト紹介が可能です。

在学中の雇用形態

アルバイト・パート 56% 正職員 26% 契約社員 15% 派遣社員 30%

在学中の勤務先

障がい者施設 56% 一般企業 20% 医療機関 6% 高齢者施設 6% 事務 6% その他 6%

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